Please wait a little bit(><) but you can see program in English :)
実は、コンサートに行って来ました。先日。今日ではないw
坂東邦宣 サクソフォンリサイタル
~American Pieces~
@国分寺市立いずみホール
Saxophone: Kuninobu Bando
Piano: Rie Yokota
- W.Benson:Aeolian Song
- M.Zupko:In Transit(日本初演)
- E.Chambers:Crossroads Songs(日本初演)
- B.Cockcroft:Rock Me!
- P.Woods:Sonata
- Dahl:Concerto
* Bernstein: WestSideStoryより
坂東邦宣さんのリサイタル。
実はお名前は以前からfacebookで存じあげてたものの、実際ご本人を聞くのは勿論、みるのもこれが初めてでした。
お客さんは中学生が多い感じ。あるいはその親御さん?とか。
なんかいっつものサックスのコンサートとはちょっと違う感じ〜と思っていたら、隣に先輩、後ろに某アマチュアの巨匠がいらっしゃるじゃないですか。笑
先日、自分もBensonのAeolian Song(ずっと「あえおりあん」だと勘違いしてました。「えおりあん」です。エオリアンハープとかのエオリアンと一緒?)をやっただけに、
坂東さんのコントロールの素晴らしさや、音色の純度の高さにうっとりしていました。
すべての演奏に対しての向き合い方にとても興味を持ちました。
続く、日本初演のIn Transitなんかも、とてもすごい曲で。サックスは勿論、ピアノ泣かせの曲でもあるのでは・・・w
それも弾ききってしまう、ピアニストの横田さんは素晴らしかった・・・!
全部で5楽章あり、私は2楽章のMango Cafeなるものが好きでした。(マイアミのナイトライフ、サルサスタイルのスケルツォ、との解説が。さるささるさ。)
休憩を挟んでのRock Me!はKenneth Tse氏の委嘱により作曲された曲で、YouTubeにもふたつバージョンがあがってます。
彼の演奏とはまた違う、かっこいいRockがそこにはありました!
今までとっても綺麗な、純度の高い、というか、雑味のない音だったのとは打って変わって、ちょっとジャジーなサウンドに。
あーいうサウンドがやっぱいいよなーかっこいいよなーと思えるようになったのは、実はつい最近の話だったりします。
その次のフィル・ウッズにしてもこれもジャジー。がちジャジー。ジャージじゃないよ。
そんなに生の、演奏会でこの曲に出会うことってないのですが、
全然ひとによって違うもので。
譜面が一応存在しますから。 何が書いてあるんだろう、何を思ってその曲と対峙されたのだろうと、興味を掻き立てられます。
ジャズじゃん。 でもクラシックじゃん私達。
私が以前Blue Capriceやった時に、それこそそういう葛藤?じゃないんだけど、まあそういうのがあったので・・・
また坂東さんのバージョンを聞いたことで、こういう曲との対峙の仕方に、興味が。
そしてここまできて、最後のダール。
またごついんが最後に来ましたが(笑)、やはり、素晴らしい。
もっとも、私は実はそんなにダールを知らないので、他の人とは違ってああだったこうだったとは言えないけれど、
以前聞いたときはなんかあまりいい印象じゃなかったんです。(苦笑)
しかし今回聞いてみて、ふっと「あ、やってみたい。」って思えた。 これが何がどう進歩?した証拠なのかはわかりませんが。
そう、随所に、「あ、なんかアメリカっぽい」と思うものがあって。最近その「アメリカっぽいな」という和声?メロディー? が、好きなのです。
どっちなんだろう。 それは、私も向きあう中で見つけてみたいと思うので、ここでは書きません。(つか、書けないだけでしょww)
最後はアメリカプログラムの締めにふさわしい、バーンスタインのウエストサイドストーリーより。
最近、アメリカものを取り上げるような流れがあって、私も実際、去年Duoリサイタルを友達とやった時にやったので、なんか・・・ 仲間〜☆みたいな感じで嬉しいです。笑
反面、やっぱり聞いてるとやりたくなるw
自分も積極的にやっていきたいなあと。 まだまだ知らない、アメリカ独自のレパートリーがあるのではなんて。
いろんな曲をまた知ることが出来た、幸せですね〜。
坂東さん、お疲れ様でした!カッコ良かったです。
0 件のコメント:
コメントを投稿