ということで、昨日ようやく帰国した模様です。
いや、もうとっくにしてたっつの。
そう、本当は先月末に帰国してました。
ちなみに次の日は見事に夕方4時まで寝てました。(本当はその「次の日」に帰ってくるはずでした。そう、1日早まったのです)
おかげで今回は、しばらーく時差ボケってました。寝れなくて大変でした。。。
前もその前も問題なかったんですが。。アレー。。
壮大なジョージアの旅をお楽しみ頂いたところで。ここで終わりにしようかとも思ったんですけど、一応勉強しに行ったわけで。
ちなみにほぼ自腹。お陰で「あれ? 旅行行ったけどあんまり残金減ってないじゃなーい☆」って思ったら、見事にカード引き落としの日にお金がゴーン・・・
一応ね。 一文無しとはいいませんが、もう年内は旅行無理です(T_T)←行くつもりだったんかwww
全員の演奏を聞けたわけではありませんが、ほんとに、「みんな違ってみんないい」の世界でした。
ただし、確固たる技術、何がしたいのかという主張や方向性を示された上でのスタイルであるというのを改めて思い知ったり。
なので、それこそジャズっぽいタンギングをしちゃうような人は通りませんが、スタイルや、しっかりした技術をちゃんと身につけた上での崩しみたいなのは、理由がちゃんとあって、スタイルになる。
少なくとも、日本でこういう演奏をする人っているかなあ、いや〜いないなあ〜とか。
間違い無く言えるのは、日本のコンクールならあーいう演奏は多分先生が全力で止めるなwと思うのですが・・・
ていうのはですよ。
楽譜に書いてない事をやってみたりとか(デュクリュック。あ〜でも今思うとあれってビオラ版だったのかな・・・)、日本でスタンダードとなっているような表現は、所詮ローカルルールでしかないっていうか、・・・ああそういうものだと思っていたけど、何を思ってそう思ってたんだろう。なんて。
伴奏とかでもそういうのあったし。「あ、そう来るの?w」みたいな。
それはそれですごく好きでして、本番ー特にクロノスーは楽しく吹けました。
それこそ、ファジーバード(1楽章のみ。2次の課題曲でした)。
全然私たち日本人の思っているファジーバードじゃないんです。人によってはほんっとに「あんた何をどうしたらそうなるわけ。」っていうぐらい。(失礼!)
でもそれは、もしかしたら私たちの楽譜の読み方とは違うのかもしれない。
それは言ってしまえば所詮「ジャバニーズスタイル」ってだけなのかもしれない。
とはいえ、日本人の作曲家だからジャパニーズ・スタイルがやはり答えか?
や〜、そもそも答えなんてあるの? 十人十色っていうのは嘘?
・・・いうても、
やっぱりスタイルを理解することはとても大事。 じゃないと本当に、なんていうか「KY」になってしまいますから。
なんてことをちょっと考えてみたり。
ちょっと凝り固まった頭をほぐさないとダメかもしれない。
私がやってんのって、単に楽譜の音を読んで並べてるだけなのかもしれない。なんていうの、譜割、完成☆みたいな。そこまでしか行ってないんじゃ?とか。
私の勝手なイメージなので。あまり鵜呑みにしないで頂きたいんですが、
ヨーロッパ系や日本もそうかな。
どちらかというと、(かなり極端ですが)「こうあるべき」という、あるべき姿を表現することがよしとされているのでは、と思うのですね。
アメリカは、(これもまた極端ですが)曲のスタイル感や、作曲家とどう自分は関係しているのか?その曲をどう料理するのか?お前はなにがしたいんだ?
なんか、このへんが問われているんじゃないかなあって思うんですね。
ただし、これは本当に私の主観。
「これはただの私の今の意見です」と言っているうちに、またこの価値観をぶっ壊したいです。
イベールで特に、私はまだ
ちゃんとリズム、音が吹けて、それなりにいい音がする、止まりだったんですね。
でも上に行くのには、なぜそれをあーたが演奏するのか、何を表現したいのか。
・・・特に後者。これがなければ説得力も何もないんじゃないかと思うんです。
もっとも、最初のアルティシモ外した時点で2次はないなあwと思っていたので・・・
(やっぱりそのへんが、特に1次で問われるのは、世界どこでもそうだと思います。それが、コンクール。)
うーん、まだまだ勉強が必要です。
まだまだたくさん勉強したいなあ・・・。(※この春入学したのはどこの誰。)
そういえば、スタイル?や音色の話で言うと、確かに日本人だって門下によって音が違ったりしますけど、むこうの違いなんてそんなもんじゃなかった・・・。
門下ごとに多分カラーがあって、やっぱりそれぞれは似る、あるいは同じ方向に向くような感じになるんでしょうが、
日本人は勿論違いはあれど、なんていうか本当に違いが、でかい・・・笑
なんか日本人という国民性がこういうところにも出てるんだろうなあなんて感じたりした、ジョージアの旅でした。
ではでは、また明日!
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