2016年11月26日土曜日

サックス吹きに送る"Spotifyって使えんの?" -1

音楽業界の今年のニュースといえばいろいろありますが・・・
個人的にはやはりコレ!

Spotify, ついに日本上陸!


なんぞや?って方はこの辺を御覧ください。
利用するには招待コードを発行する必要があり、やや待つのでもし興味ある方、おられましたらばすぐサイトに飛んで招待コードを送るように手配するのをお勧めします。
→招待コードがなくなり、登録したい時に登録が出来るようになったようです!

で、Spotifyですが。
日本の音楽業界的にはいわば「黒船来航」的な。
Spotify, 少し説明しますと自由に音楽が聞けるサービスで、Apple MusicとかLine Musicとかあーいう感じで、音楽がネットで聴き放題ですよ〜ってやつです。
ただそれらと大きく異なる点は、それが無料で!聞けるということ。
音楽を買う時代なんて終わったんです。ーと言わんばかりのサービスです。(それは言い過ぎ)
まあそんなこんなでちょっと前にテイラー・スウィフトがSpotifyに対して一悶着やっておったのが一部で話題になっておりましたね。(勿論検索してもテイラーの曲出てきません)

クラシック業界ではあんまり今更ギャーギャー騒いでないような印象ですが(ナクソスとかもあったし。ってあれもやはり有料なのだが)、ポップスだけじゃなくてクラシックも勿論数多く扱っているようです。


有料版もありますが、そちらと無料の違いは

  • 広告が入らない
  • 音楽の再生順が自由
  • 無料は一ヶ月に15時間だけ聴取可能(PC版のみ)

とか、他にもいろいろあるんでしょうけど大きくはそんなところかしら。

広告は30分に1回とか数十分に1回ではあるんですけど(PC版はもちょっと入る気がする?)、まー30分だと例えば何かの交響曲とかで2楽章と3楽章の間で

「シュワッと爽快☆ ダイエットコーク!!」

みたいな宣伝が入るわけです。迷惑極まりない。
コンサートでも咳込み合戦ありますけど(って咳してるご本人は必死)、それ以上に「・・・んなんだよ!!」てなります。ていうか咳してる方が10倍マシ。

二つ目ですが、PC版はそんなことないんですがスマホ版だとシャッフル再生のみなんですね。
なので先程挙げたその何かの交響曲、そもそも1楽章から始まらない場合があります。
4楽章でいきなりオチ見せられたあとに3楽章1楽章2楽章、って何このばらばらの伏線回収する感!!!ってなりかねません。

ま〜それらが嫌な人はみんな有料会員なってね☆ってことなのでしょうが、とりあえずスマホで私はエンジョイせずPCがほとんどなので、PC版の方を主に説明するような感じになるかもです。

それではれっつごー!



クラシックのサックスなんてマイナーなものも扱ってるんですか?


まあそう自虐的になるなよ。(自分で言うな)
確かに日本人のCDはすみません、あまり期待しないほうが良いです。

ただ、曲名で検索する限り、いろいろ出てきます。ので、まあ使えないわけではなさそうです、というのがちょと使ってみた感想。

有名所(私の独断と偏見による)だと例えば・・・

米国編

Timothy McAllister, あります。
5枚登録がありまして、例えば吹奏楽と一緒にやったアルバムなんかもあります。
(ASU Windと共演したJohn Mackeyのソプラノサクソフォン協奏曲とかもあります.)
え? 今度オルブライトのソナタを演奏される? -是非聞いてみて下さいそのアルバムも勿論あります。

同じく米国だとOtis Murphyのアルバムも1枚だけ登録がありました("Song")。
これも吹奏楽と一緒に録ったやつで、・・・アメリカの吹奏楽のCDはもしかしてSpotifyに登録が結構されているんですかね??
まあとにかくありますよ、っと。

Kenneth Tseもこりゃまたやはり吹奏楽と一緒に録ったアルバム(Martyrs for the Faith)が登録あります。
ダールの協奏曲とかアメリカの作曲家によるコンチェルトを収録したものですね。

Donald Sintaも出てきます。
ただ、アイコンの写真がとあるアルバムなんですけど、そのアルバムは出てきません。
そ・れ・が・き・き・た・い!!!!!

あと忘れちゃいかん。Eugene Rousseauも出てきました。
協奏曲が入ってるCDと、あともう1枚("Saxophone Colors")だけですが。



欧州編(フランス除く)

Arno Bornkamp氏のアルバムは結構豊作に見えます。
お名前で調べると9枚出てきます。(ちょっとしか参加してない、みたいなのも出てきますし、彼のアルバム!も出てきます)
とはいえ、彼は自分のHPでもともと公開していた気がする? ので、Spotifyを使わなくてもその恩恵が受けられる可能性はあります。
彼のやっているカルテット(Aurelia SQ)も検索するとちゃんと出てきます。

お次。Lars Mlekusch氏もあります。(”Saxophone Spaces")
更には彼の主催するSaxophone OrchestraのCDも出てきます。両方共クラウドファンディングを募ってたやつかな...??

Daniel Kientzy氏のCDも出てきました。
イギリスの方だったと思います。はい。2枚ほどあるようですが、・・・どちらも私知りませんで・・・汗

忘れてはいけません、Sigurd Rascher氏もいます。
Saxophone Concertoと題されたアルバムがひとつ登録されています。収録曲にKochのSaxophone Concertoなど。(これ初めて聞いた...)

それからJohn Harle氏。
10枚(うち1枚はシングル)がヒットしますが、半分くらいは恐らく彼が作曲したやつですね。吹いてる方ではなく。


とまあ、一先ずこんなもので。

先に日本人よりも諸外国を紹介するっていうのがなんともいえませんけども...

フランス編、日本編は第2弾をお待ちくださいませm(_ _)m
あるいはそれを私が書いている間に是非ご登録されてみてはいかがでしょうか?


随分と便利な時代になったものだな〜。



皆さんも、いろんな音楽との出会いをたくさん見つけてみて下さい!

ということで、レコメンダーKでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿