2014年11月24日月曜日

Pinoccio

今年だけで、僅かではあるけれど面白い曲に出会ったなあと。

依然ブリテンのピアノ協奏曲の余韻冷めやらぬKです。
てか、イギリスものいいですね。ってかじっただけですけど。
いやいや、でも味わうのはかじるところから始まりますからね!うん!そうだよ!w


(๑´ڡ`๑)


さて、今日はブラス定期の本番でした。学校の本番さんだったんですね。
(関係者の皆様、ありがとうございました。)


楽器(パート)によっては、全部の曲に参加してるような人とかもいると思うのですが、人数の多いパートなんかは1曲だけの人とかもいます。いろいろ。
で、私はその1曲だけの人なんですけど、その1曲がなんとまあヘビー。
だってその1曲だけで20分強ありますから。・・・もっとかな、多分25分以上30分以下。。。w

演奏に参加したのは交響詩「ピノキオ」。
スペインの作曲家のFerrer Ferran(発音:フェrrレル・フェrrrラン)の作品で、元々はヴァレンシアだかのバンドコンペディションの為に作られた曲なんだそうで。


今回、その定期演奏会のプログラムは往年の?名作みたいなものから、この新しい曲までいろいろあったと思ったのですが、その新しい方ですね。

ピノキオ、というとディズニーの映画思い出すと思うんですが、まさにあの世界だなーと思いながら吹いてました。
各楽章にタイトルが付いてて、それがまさにあのピノキオの世界。


知らない曲とか、最近の曲だとか、更には吹奏楽の"コンクール"の為に作られたとか言うと「えー、またわけわかんない現代曲かしら・・・」なんて思ってしまうんですけど(コラ)、とんでもないっす。
劇伴(ドラマとかのサントラ)みたいな、すごーくファンタジックかつ壮大な曲です。

なんていうかね、映像が見えます、見えます。(占い師か貴様。)

勿論それはストーリーという線路がある上に、様々な仕掛けが譜面の中でなされているからっていうのもあるし、何回も練習でやってるからっていうのもあるんでしょうけど。
ピノキオなんて最近全然見てなかったけど、なんかいろいろ映像が見えてきちゃって感動したなあ。
とはいえ、ピノキオが救い出された!とかピンチ!!てなったときの展開強引だなwとかはあったけどwwwいいもん映像ないわけだしwww

なんていうか、小説読んでて、左手側にあるページが少なくなってきたとこに「あ、もう終わっちゃう・・・」っていう感覚。あーいう感じで最後吹いてました。
またちゃんとやりたいですねえ。


そう、映像なかったんですけど。
これに合わせてアニメなり実写なり(まあアニメがいいだろうな)、映像付けてやれば面白そうだね。

というかどの曲も、PVみたいにしてやったら面白いと思うんですよ。イメージビデオみたいな。PVではなく。ミュージックビデオ?

なんでしょうねえ、私が劇伴とか結構好きだからかなあ。
だって先日やっていた千と千尋とか見てて、曲単体としても素晴らしいじゃないですか。

でもこの曲も、今のところ映像こそついてませんけど、劇伴っぽいんですよ。
ま、もしかしたら劇伴にしちゃあオラオラ前に出て来ちゃってるのかもしれませんけどw


何が言いたいか。
日々新しい曲がたくさん生まれているけど、なかなか演奏機会を持てずに死んじゃう曲もあるわけで。
一番最初の余談的な感じで書いたブリテンとかだって、なかなか演奏される機会ってそうそうないと思うんですよね。
(演奏機会を持てないのにはいろいろ理由がありますが、著作権とか出版がらみとかもあるので、ここはなかなか難しいところ)

でも今回、こうして新しい曲にチャレンジ出来て、楽しかったなあ。

こうして出会えたならば、またやりたいなあと思うもので・・・
ソロならともかく、吹奏楽ともなると同じ曲をやれる事って多分そんなにないものですから。


ピノキオがメジャーになってくれたらいいな〜。

Kでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿