ある人は、Kに言いました。
「なんていうか、キミはマニアックなんだよね」。
どうも、テレビっ子疑惑プンプンのKです。
なんていうんでしょうねえ、好きになったことをただ突き詰めたいだけなんですけど、さすがにこの本を読みながら、私はなんていうかマニアックなのかもしれないと思って。
ズバリ、いろんなドラマで名脇役(=バイプレーヤー)を演じている俳優さんたちに1冊かけて迫っていくぜ的な本。
いるじゃないですか、あのドラマでは脳天気かつポケっとした人だったのに違うドラマでは厳しい父親役、みたいな人、そういうやつ。
最近だと滝藤賢一さん(半沢の同期の近藤さんですね)とか松重豊さん(今月9で主人公の父親やってますね)、女性だと吉田羊さんとかよく見ますよねえ。
昔からよく見る人だと小日向さんとかそうですよねえ。HEROの末次さん。
どういう経緯で俳優になりましたっていうのを語る人、あるいはライターさんが記事を書いて「この役者はこれこれこーいう経緯で舞台から映像にうつった」みたいな話とか。
大泉洋さんとかも浪人して大学入ってみたいな紆余曲折があったし、TEAM NACSの面々は留年したりとかしてるわけでw
それを思うと、むしろそういう一見無駄なんちゃう?ていうのが後々どうなるかわからないものだななどと思ったりするわけです。
俳優さんたちの、さっきのドラマではこういう役で違うときには正反対の役柄を演じてたりするわけで、それに近づくためのアプローチとか、実際にやっているのを見ると、音楽に通ずるものがあるんですよね。きっと。
例えばベートーヴェンやった次にプーランクやるとしたら、全然違うと思うんですよね。
その作曲家の住んでいたところやその時の演奏法も違うし、その時良しとされていて作曲家が「うむ、これでいくべや!」と思ったものも違ったりするわけで・・・
もっとも、ベートーヴェンとプーランクならただやるだけでも全然作風が違う(ってまあ別人が作ってるからね。)、ていうのは誰が聞いてもわかるけれど、演奏者によって当然出てくる顔が違うわけで。
「この人がこの曲やったらどうなるんだろう」って言われる人になれたら、良いなあとか思っていたら、それに類似することがやはり書いてあったので、やっぱり根本は一緒なのかもなあと。
なんていうの、「あれ、この人ってこういう音も出るんだ!」「この楽器てこういう音楽も出来るのか」みたいな。
(演奏会の)プログラムを見た時に、「こんな曲やるんだ!意外だけどどうなるんだろう!」て思わせたら、こっちのもんですね〜。
それを思うと、主役みたいなことやってるくせにバイプレーヤーみたいな、多彩な顔を持ってる人になりたいですね。
(最も、主役をバンバン演る人でも多彩な顔を持ってる人はたくさんいますが。)
ちなみにこの表紙の戸次重幸さん。
すいませんこの本読むまでずっと「HEROで吉田羊さんの離婚した元旦那の弁護士やってた人」でした。長い・・・
以上、ドラマはわりと見るけどワイドショーとバラエティは全然見ないんですよねえ・・・ Kでした。
ってことで、テレビっ子でなーーい!!!w
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