人は私をミーハーだのテレビっ子だのと言います。
ミーハーは否定しないかな。
でもテレビっ子はちょっと嘘。
ドラマはまあまあ見るんですけど、ワイドショーとかバラエティは全然見ないんですよね。
見るのは細かすぎて伝わらないモノマネ選手権ぐらいです。(そう、それだけは見るw)
といいつつ、私のボキャブラリーを形成したのは、間違いなくドラマです。ってテレビじゃん!!!
ということで、生粋のミーハーであり似非テレビっ子のKがお送りします、SAXOFOCUS!!でございます。張り切ってどうぞー!!!
(σ・∀・)σゲッツ!!
9月末にあった、六本木未来大学てのに行ってきまして。
これっていうのはシリーズもの?の3回めで、私自身が行くのは2回め。前回行けなかったので。
コピーライターの方が"デザイン"について語っていたり(1回め)、今回は映画プロデューサーである川村元気氏が「映画を"デザイン"する」ことについて語ったり。
1回めの小西さんはあまりよく知らないまま面白そうだな〜と行ったのですが、今回はその川村元気さんて方に興味があって行ってみたのでした。
川村さんは映画のプロデューサーとして、世に「電車男」「モテキ」「告白」等を送り込んだ人で、最近は小説(「世界から猫が消えたなら」他)や、あとビジネス書?(「仕事。」)も書かれてます。
私はその「仕事。」と、片山正通さんが出してるInstigatorというシリーズ物の2冊めで知った覚えが。
(この本は、建築家の片山正通さんが、ご自身が教えているムサビ?でやっている特別講義を書籍化したもの。)
とはいえ、この後者のほうの本の事をあまり覚えてないまま参加。
実際行ってみて、いや〜面白かったです。
詳しいことはそのうち講義録みたいなものがサイトにまとめられるので控えておきますが、内容としてはご自身がプロデュースした映画っていうのはどういう狙いや仕掛けがあってヒットしたのか、みたいなのを解剖していくことで、映画をヒットさせる?為のデザインを説くってなところです。
お話を聞いていて、なんていうか「新しいな〜!」みたいなのよりは、なんか似てるなぁみたいな点が多かったりとかして、何か自分が既に持っているものと照合しながら聞いている感覚でした。
とはいえ、やはり着眼点が違うんだなあとか思うことも当然ありましたが!
こうやって人前で自分の思考について話すっていうのは今まで自分がやってきたことの追体験のような感じだと思うので難しいだろうに、いとも容易く話してらっしゃるのを見ると、慣れている(よく話している)のか、もともとまとめるのが上手なのか・・・
でも翌々思うと、自分が「こんな映画作りたいんだけど」ってなった時に話すのが下手だったら伝わらないし周りも巻き込めないわけですから、彼は話すこともまた仕事なのだろうなあ... 話し上手になりたいものです。
(書くのと実際しゃべるのは違いますからねー)
印象に残った話をひとつだけ。
最近映画のプロデューサーだけでなく他のこと(それこそ本を書く等)もしているけれど、大事にしていることは?というような質問に、「常に片手を空けておく」というような回答をされてたんですね。
優柔不断、がテーマみたいなもん、と語ってたのですが、要は「オレはこれをやるんだ!!」って決めちゃうと、いざ飛んできた思いもよらないチャンスをつかめないから、と。
勿論、バスッと「オレはコレをやるんだ!」て決めちゃってもいいんだろうけど、敢えて決めないことを選択することで、いろいろとやってらっしゃるよう。
あ〜、なんかその感覚わかるなあというのはあって。
そりゃ、音楽やっていきます!って私は決めてるようなものですが(ていうか決めてるんですが)、でもだからといって次はこういうコンサートやってこういうコンクールでどうのこうの、とか厳密にはあんま決めてないんですね。
そのほうが目の前に飛んできた「これやらない?」っていうのに乗っかれるかな、それで面白いことしたいかな、みたいなのが少なからずあるからです。
そういう、思ってもみない事に飛びつく事も大事かな、と。
とはいえ、ある程度は外したくないから、片手は逆に塞いでいるのかも。。(これは私の場合)
私はよくそれを「暇そうにしてる」とか言ってます。
暇そうにしてた方が話しかけやすいじゃないですか。お店の店員さんとかもそうですけど、忙しそうに働いてる人になかなか声ってかけづらいかなってそういうことですね。
ところで、その川村さんが最近手がけたという「バクマン。」を見てきました。
というか、最初はごめんなさい全く興味なかったんですけど(「まーた実写化かい。」的な感じで)、そのバクマン。の制作の裏側とかも聞いたら見たくなっちゃって。
感化されやすいなあオイ!w
漫画は1,2巻をちょろちょろっと見たことがあっただけなので、大筋はわかっているけどディテールとかはあまりわかっていない。ーていうのが良かったのかもしれないけれど、面白かったですよ。
全編音楽がサカナクション、とかいうのも新しかったし、漫画を書く、という映像的に不利(というか地味?)なものをどう描くのか、とか。
言われるまで映像的に不利とか考えてもみませんでしたが...苦笑
ひじょーにエキサイティングな映画でした!
そして感化されやすいワタクシは、気がついたらこんなものまで買ってました。
サカナクションの「新宝島」(シングルだよ!)のバクマン。BOXなるもの...
(通常版の)シングルに加え、サントラをリミックスしたCD、あと特典映像DVDなるものがバクマン。を描いてる小畑先生のBOXに入ってるぞ!っていうシロモノです。
いやあ、今のところサントラのCDが出てないってことで、この後サントラのCD出るかもしれないのに衝動で買ってしまいました...
30分強ぐらいのワントラックでサントラが収められていて、むしろちゃんとサントラとして出ているようなものよりも良いのかも?と思ったりなんかしてます。
川村さんが「何ヶ月後、何年後かに皆さんとまたどこかで仕事とかでお会いできるの楽しみにしてます」なんて仰ってましたが、映画の業界じゃなくても片手空いてればなんかチャンス来るか!?なーんて思ったりしているKでした。
ちなみにこの講演の後、億男を買って速攻で読んだというのもここでご報告しておきましょう...ミーハー...です...!!
はい、またねー。
0 件のコメント:
コメントを投稿