2015年3月19日木曜日

ありがとう2014年度

一年が終わりました。

正確にはまだだけど。


3年生になって、門下長という名の秘書をやってましたが、まースケジュールを組む以外のことはほっっっっっとんど後輩に丸投げしたので、今年1年でやった事と言えば、仕事を振ることです。

本当は自分で何でも出来ればいいけれど、残念ながらそんなに要領もよくないし仮に出来たとしてもそれと同じことを後輩に来年やらせるわけにもいかないし、せっかく頼れる仲間がいるのだから、頼るついでに育てるってことでやっぱ仕事投げようwと。

そりゃー自分で仕事やって、「やっときましたよ〜」ってしれっと言えればきっと仲間からも後輩からも尊敬される人になったかもしれないし、「先輩仕事早くて大好き☆」とかなるかもしれないけど、
別に好かれる為にやってるわけじゃないし。
きちんと門下の運営が出来ればそれでいいわけだし、むしろ一人で抱え込んでその人がいなければ回らないっていうほうがよっぽど不健全。

なので目標は

  • 仕事をしない(手を動かさない)
  • 私がいなくなってもスタックしないように回す

でした。

ていうのは、将来はセルフマネジメントをしなきゃならなくなるわけで、自分でいろいろと管理ができるようにならなきゃいけない。ならばこの1年で仕事できるようになろう!と思ったわけです。最初は。

しかし、自分だけでうわーーー!!!てやろうとして、もう4月4日の本番の日に楽屋で時間割組んでる時点であっぷあっぷになったので諦めましたwww
あ、そんなにけいちゃん仕事でけへんwwwと。

結果、後輩は私の無茶ぶりにも応えられる不屈の精神とアイアンマンも壊せないチームワークを築けたと思ってます。私のお・か・g(違


それに、将来自分がじゃあ運営します!ってなっても、仕事って一人でやることなんてそうそうないと思っていて、人の力を借りていきながら人を巻き込んでいくのがやっぱりいいかなあって。
そういうのを思うと、まあ良かったのかなこの1年って思います。

そりゃー後輩からしたら仕事しねーで口ばっか言ってる先輩って感じでしょうけど、繰り返しになりますが好かれるためにor尊敬されるためにやってるわけじゃないし。
先生が「別に好かれようと思って指導してるわけじゃないから、時には厳しいことも言ったよ」と卒業生たちに言ってたのですが、その言葉を借りておくことにしようw
だってそのとおりだし。


なのでまあ今年、さも自分がやりましたみたいな顔をしていたかもしれませんが、結局私は矢面に立って踊っていただけで、実はその裏ではいろんなことをいろんな人がやってくれてたわけです。
改めて、御礼。本当にありがとうございました。



楽器の面では、ある程度犠牲にする覚悟でいました。
その証拠に2014年は楽器関連では特に海外に行かなかったし。(正確には1回行ったし、エントリーはしたけど落ちたっていうのもあったからなんとも言えんが。)

それでもミーハ先生のレッスンを受けられたりしたし、管打コンクールは決して良かったとは言えないけど、その後は何か技術的に自分の伸びしろを感じることがあったりして、高校生とかの無邪気な頃よりも自分はまだ上手くなれるし、スゲーことを出来るんじゃないかって。
どこまで上手くなれるんだろう。ただその可能性を探求しつつ、自分のやりたい事を実現させていきたいですねえ。

先生が最近言う「根拠の無い自信を持て」というやつなんだと思うんですけど、私はそれとハッタリでここまできた感があるので、あ〜間違ってなかったな。ホッ。とか思ってます。


ですので、犠牲に〜とか最初こそ思っていたけど、結局それは今の自分の可能性を理解するために必要だった代償だったと、そう思ってます。
むしろそんなに犠牲なんて大したことなかったし得たものの方が大きいので、この後何かまた大きな事が起きるんじゃないかっ、むむ!ぐらいビビったりしてますが、ま、大丈夫でしょ。



来年は、そうだなあ〜
とりあえず来年は、別に今がそうじゃないわけではありませんが、もう少し練習とかに時間を充てられるようになりたいですね。
・・・いや、でも無碍にさらいすぎてダメになったこともあるので、なんていうかそこはちゃんと実力が発揮できるように、頑張りどころを見極めて。

でもやはり勉強はしたいから、ああ、楽器を持ってない時の音楽の勉強をする時間を増やしたいですね。
オケとか最近でこそ積極的に行ってますが、それを持続出来るようにしたいですね。


そして先日の香川公演でゲスト出演して頂いた國末さん、有村先生を見て、決めました。

ソプラノ、絶対ゲットします。

No more 借り物競争。
出来ればそれで4月の母校演奏出たいっす。ダディー。


こりゃまた根拠もなくいうけど、なんとなく、ソプラノをゲットして吹けるようになれば、自分の可能性を更に広げられる気がする。

・・・そういえば今年の春の門カルはソプラノやって、UnknownSQではアルト、室内楽ではテナーをやり、今回香川の門カルはバリトン
ってことで、なかなかないオールマイティーな年でした。
我ながら、優秀優秀。なんつて。


ということで。
今年は特によくいろんな方に助けてもらいまくった1年でした。本当にありがとうございました!
いざとなったら助けられる懐の広さ作っておくので、またKを助けて下さい!(そうくるかw)


以上、Kでしたー。

2015年3月7日土曜日

47都道府県制覇への道?

Jリーグ開幕しますね〜。いや、今日だから、開幕「しましたね」だ!

やはり地元マリノス頑張ってー!

どうも、トリコロールKです。


昔新聞屋さんだかなんだかで貰ったチケットで見に行ったな― 懐かしいなー。
中村俊輔選手復活したら是非見に行きたいなー。
でも気になってるのは鹿島かなー。ガンバかなー。番狂わせ見たいわな―。

・・・ミーハーですね。あ〜、メディアの影響力って怖いわぁ〜〜


(; ・`ω・´)


突然ですが皆様、47都道府県あるうちのどのぐらいの場所に行ったことあります?

いや〜ちょっと気になって、先日数えてみたんです。
今現在、23年間生きてきて行ったことがあるのは自分がわかってる時点で

27

でした。

つまりあと20の都道府県には行ったことがない、と。

ここまで来たらせっかくならあと20も制覇したいなというのが私の心理というもの。笑
(ちなみにこのあと2都市はマイナスになるのが決定してるので、あと18。)


先日3本立てでお送りした「Youは何しに金沢へ」の金沢(というか石川県)も行ったことがなくて行ってみたかったので行ってみたんですね。
理由はお伝えした?通り、「なんとなく」でしたが、正確にはきっと「行ったところがないとこ」に「なんとなく」行ってみたい、でしたね。

なので京都とか大阪〜も一瞬迷いましたけど、行ったこと無いとこ石川県を選択したわけです。


で、先日またしても行ったことのないところってことで島根に行ったんです。



そう、そういえば錦織選手の故郷でした。w
着いた後に思い出した・・・
(しかし前試合ってすごいな)


もうちょっと島根っぽいやつを。。



詳しくはまた別記事で書こうかな〜と思ってるんですが、
観光地でありながら、断言しよう。


田舎です。


いや、いい意味で。


でもなんかのんびりしてて、良かったな。
今回は友達と訪ねたのですが、土日にも関わらずあまり人がごみごみしてる感じもないし。
非常にピースフルでした。
ちなみに行ったのは松江城、出雲大社、玉造温泉、サンドミュージアム、境港。
大体そんなところかな?
石見銀山とかも行ければよかったんですけど、ちょっと時間なかったので、これはまたいずれ行ってみたいですね。



制覇したいな、というのにはちょっとした理由はありまして。

以前読んだ本に「instigator」なる本がありまして(最後にリンク貼ってあります)、それっていうのはインテリアデザイナーの片山正通さんがムサビでやっている特別?授業を書籍化した、っていう本でして。
片山さんとゲストによる対談をおさめているんですね。

この中で元サッカー選手の中田英寿さんが出てくるんですが、彼は(現役を引退してから)発展途上国を行ってみたり日本全国を回ったという話をしてるんですね。
本の中で彼は

世界を回って、いろいろなことを勉強した気でいたけれど、自分の足元である日本のことをぜんぜん勉強してこなかった。
それでは意味が無いと思った。

というふうに語っているんです。

彼は私の比じゃないぐらいいろいろとリサーチしてると思うんですが。(というかもはやフィールドワーク?)

なんていうか、よくビジネス書的なものとか留学を勧めるような本に日本のことを知る必要がほげほげみたいなことがよく書いてあって、私もわりと賛成ではあるものの、何もみんながみんな知らなくてもいいかなと思っている節はあって。
そんな肩に力入った感じじゃなくていいから、もう少し軽いタッチで日本を見てみようかなとか。
アイデンティティーの確立!とかそういうことを言うつもりはありませんが、まあそれでも見てみたいし。


演奏活動でもって日本一周!とか出来たら・・・

かっこいいなあ〜゚+.(◕ฺ ω◕ฺ )゚+.←夢見る顔?

とは思うんですけど、まあそんな日を夢見つつ、・・・し、下見?的な?(なんでいきなり歯切れ悪くなるんだよ)


そんなこんなであと20の都道府県に時間をかけてでも足を踏み入れたいと思います!
今年入れてあと4年で制覇出来たらいいなー!


以上、将来旅人?Kでした。


↓さっきの本。


あ、うっすら冒頭のサッカーと関連してたよ!(偶然です)

2015年3月2日月曜日

ほんのすこしだけ

3月になりました。

皆様御機嫌如何ですか。・・・漢字が並びまくってますね。
「佳」は広東語か北京語で「ガイ」という発音らしいです。どうも、GuyではなくガールなKです。

が、・・・る?汗



ちょっとだけ本の話。
(ほんの、とかそういうことじゃなくてさあw)

学歴社会?


先日、父から「読んだ?」と聞かれて、興味あるけどまだ買ってないと言ったら珍しく買ってくれた本。ズバリ「『音大卒』は武器になる」。




この著者の方は武蔵野音大の職員の方で、元々は銀行マンだったそう。ーという、いわば音楽とは無縁?のところの人だからこそ、「こういうところが素晴らしいじゃないか!」と。

ちょっとそれは誇張し過ぎじゃない?美化し過ぎでは?と思う点もあったのだけど、しかし今の音大生は自分がやってることはこういうふうにも取れるわけだし、このぐらい「どや!」といかないと、恐らく就活では「嬢ちゃん坊っちゃんの冷やかしに付き合ってらんねーんだよ」という扱いをされるかもしれないんじゃないかと思ってます。(別に経験したわけじゃないけど、多分音大生=嬢ちゃん坊っちゃんのお稽古事の延長、っていう見方は多分いまもなお残ってるんだろうな、と)
それに多分、音大生の先生(上司)に対する忠誠心みたいなのは、多分そんじょそこらの大学生に引けを取らないと思うので、もしこれを見てる人事の方がいたら是非、音大生を積極的に採用して頂きたい。w

内容もそんなに難しくないしすぐに読めるので、音大生で就活をする人、そうじゃない人も一読してみると良いかも。
まあでもプレーヤーになりたいなら、これよりは「Beyond Talent」をおすすめしますけど。


ちなみに音大生が普通の社会人になった例として、SONYの故大賀氏の名前が出て来ますが、彼はある意味成り行きで?会社員になったというか・・・
まあそのへんの経緯は彼の「私の履歴書」をおすすめします。これ、面白かったです。



ただしこの本、絶版?なのが悔やまれます。
うちの大学の図書館にはありませんが、横浜市の図書館にはあります。何せ私が借りましたww 興味ある方、是非。





オオキさん、「はじめに」から差別化図ってます。

デザイナーとして世界中を飛び回り、差別化をするにはといつも考えているらしい(ほんとか?w)、佐藤オオキさん。
「週刊ダイヤモンド」の連載を書籍化したのが、この「問題解決ラボ」。



この方の本は「ネンドノカンド」から読んでるんですけど(エッセイにしては高めwですが、面白い。損なし。)、本当にこの人インテル入ってる。
頭のなかどうなってるんだろう?と思っていたら、最近テレビで取り上げられたりとかして。プロフェッショナルは見ました〜。(ミーハーか!)
今だいぶキテる!なデザイナーさんです。


まず書くのがお上手。
すごい面白いww で、凄いことやってますっていうのをさらーって書いてるから、さり気なさすぎる。笑
更に、ちょっとした自虐っぽさで落とすので、「自分のマイナスポイントをもきちんと伝えること」でコミュニケーションを図っている・・・!?
うーん、恐ろしい子・・・!(月影先生ちゃう)

そしてその上手な文章力を駆使して伝えたいことっていうのも、実に着眼点が面白い。
でも、切り口が新しいだけで、結局は至極当たり前な(しかし見失いがちな)事を言ってたりする。

たとえば、本の中で

「ありそうでなかったもの」をひらめくことが目的ではなく、それはあくまで手段であり、本来の目的は「隠れたニーズを引き出す」こと。

というような話をしていて、でも最近どこか奇抜で、あるいは奇をてらったようなことをすることに走ってないか?とか思うことがしばしば。


この方のインテル入ってるの秘密は(インテルちゃうって)、多分「フィルター」なんでしょう。
よく、「アンテナを張る」ことでいろんなものをキャッチ!とか言うけれど、この方の場合はむしろ日々同じようなサイクルで同じようにストレスなく過ごしているからこそ、小さな引っ掛かりに気がついて「おや?」ってなるんだとかそうじゃないとか。

まあアンテナにせよフィルターにせよ、やはり何かをキャッチするという点では変わりがないので、どの方法がいいかはあなた次第・・・。


この本、2015年のヒット2発目です。(1発めは朝井リョウさんのエッセイ。)
頭がきもーち柔らかい人におすすめです。

・・・でも物腰やわらかくて、空気の含有量多めな柔らかヴォイスをしてるからって読んだら、実は結構アツい人なのでは?と思うところもチラチラと。
うっかりやけどしないように注意です。(なんか古いよ)


以上、実は「はじめに」が実は一番クリーンヒットだったKでした。
とりあえずはじめに、読んでみてください。こんな書き出しのビジネス本、見たことないってばよ・・・